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Leather

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マッドモンキー | レザーページメインイメージ

動物の皮膚をそのまま剥ぎ、製品として使用したものを皮(かわ・ひ)といい、
動物の皮膚の毛を除去しなめしてあるものを革(かわ・かく)という。

皮(原皮)は、動物の体から剥いだままの状態にしておくと腐ってしまいます。
そこで、皮が腐ったり変質したりしないように、「なめし」という加工を行います。
皮を柔らかくして耐久性や可塑性を加え、皮革として利用するために必要な作業がなめし。
なめし加工を施すことにより、単に動物の皮膚だった”皮”から、製品に使われる”革”へと変化します。

なめし方には、主に天然植物による「タンニンなめし」と化合物による「クロムなめし」「コンビネーションなめし」があります。

・タンニンなめし

植物タンニンなめしは有史以前から行なわれていた方法で、植物の樹皮、木部、葉、果実等から抽出したシブをなめし剤として用います。切り口(コバ)が茶褐色で型崩れしにくく丈夫です。
染色しやすく(染料の吸収がよい)、吸湿性に富み、使い込むほど艶や馴染みが出てきます。
使い込んでいくうちに徐々に飴色に変化しながら深い味わいが出てくる牛革を想像してください。

・クロムなめし

なめし剤の主成分は、塩基性硫酸クロム塩という化合物。
革の断面は青色、伸縮性が良く、柔軟でソフト感があります。
吸水性が低く水をはじきやすく、耐久力があり、比較的熱に強いです。
植物タンニンのなめし革に比べて軽いのが特徴です。

・コンビネーションなめし

タンニンなめしとクロムなめしを組み合わせたもの。

Leather Variety

CROCODILE:WANI

恐竜より古い時代から地球上に生存し続けてきたワニ。
厳しい自然界で生き抜くために発達した強力な武器や盾となる尖った突起。
その体躯はまるで鎧兜のような鋼の体を身にまとっている。それとは裏腹に人々を魅了する美しさまで兼ね備えている。
それが皮革のダイヤモンドと呼ばれる最高級で最高価のクロコダイルレザーの所以であろう。
マッドモンキーでは独自のルートにて仕入れた最高品質のシャムクロコダイルレザー、
カイマンレザーを使った商品を主に製作しています。

クロコダイル・腹ワニ

◆腹ワニ

ワニの背の部分を割き、腹部の鱗(腹鱗板)をいかしたタイプの革です。
通称バックカット(腹革)と呼んでいます。
スーパーブランドなどではそのセンター取りした革細工がよく出回っています。

クロコダイル・背ワニ

◆背ワニ

ワニの(腹)の部分を割き、頸部から背部の凹凸(頸鱗板・背鱗板)を活かしたタイプの革です。
通称ベリーカット(背革)と呼ばれ、この鱗板の突起物をホーンバック(HORNBACK)と呼んでいます。
ワイルドで鎧兜のような鋼のボディとその厳つい風格が人気を博しています。

ワニには頸部 に、“頸鱗板”(けいりんばん)と呼ぶ、特徴のある隆起があります。
又、背の部分には、“背鱗板”(はいりんばん)と呼ばれる隆起があります。
業界では、 この“頸鱗板”(けいりんばん)をクラウンと呼んでいます。
今では天然の美しい造形であるクラウンと背鱗板が人気があり、背ワニの商品価値を高めています。
マッドモンキーではクラウンを使ったあらゆるウォレット、バッグを製作してきました。

シャムクロコシャムクロコ革

シャムクロコ
商業名:Siamese Crocodile
学名:Crocodylus siamensis

ワニ革の中でも最も人気の高く、幅広く取り扱われている。
ホーンバックの鱗板、特にクラウン(頸鱗板)がクロコダイルの中で最も美しい。
マッドモンキーではシャムクロコダイルのホーンバックを使った製品を誰よりもいち早く商品化しました。

ナイルクロコナイルクロコ革

ナイルクロコ
商業名:Nile Crocodile
学名:Crocodylus niloticus

高級品用の素材としてよく利用されている。腹部の鱗は細かく、長方形の鱗板が腹部全体に整然と並んでいます。
ホーンバックは刃物のように尖った尖塔状の突起が山脈のように連なっています。

カイマンカイマン革

カイマン
商業名:Spectacled Caiman
学名:Caiman crocodilus

カイマン亜科のワニは、中央アメリカ及び南アメリカに生息する。
比較的小さく、ほとんどの種は体長数メートルにしか達しない。
カイマンの皮は、全体に骨質部が多く硬いため商品化が難しかったが近年では鞣し・仕上げの技術も向上し、骨と呼ばれる硬い部分も柔らかく仕上げることも出来る様になり利用価値が上がった。
最近では市場で人気が高く、高価な商品として販売されている。
そのため需要が多く、ほとんどクロコダイルレザーと同等の価格で高騰している。
それは、クラウンと背面突起の美しさが人気の秘密でしょう。
マッドモンキーではカイマンのホーンバックウォレットを
ブランド当初より販売してきましたが、人気一押しの商品です。

ダイヤモンドパイソンダイヤモンドパイソン革

ダイヤモンドパイソン
商業名:Reticulated Python
学名:Python reticulatus

全身にダイヤ型の連続的な斑紋・模様があるところから、ダイヤモンドパイソンと呼ばれています。皮質の丈夫さや、大きさの点では利用度も高く、他の皮革には見られない美しさと、ワイルド感があります。この種の最大のものは体長10メートルもあります。
トカゲと同様に、背中を活かしたベリーカットタイプと、腹部を活かしたバックカットタイプ があり、バッグ類、靴、ベルト等に幅広く利用されています。

マッドモンキーではベリーカット、バックカットを使い分け、カラバリエーションはナチュラル、グレー、ブラック、レッド、パープル、ピンク、イエローゴールドなど豊富にそろえ、さらにマット仕上げ、グレージング仕上げで縦分けて様々な商品を生み出してきました。

ダイヤモンドパイソン革・カラーバリエーション

モラレスパイソンモラレスパイソン革

モラレスパイソン
商業名:Molurus Python
学名:Python molurus

全身に不規則な図形模様があり、その個性的な斑紋模様が、ファッション界で人気を得ている。
皮質の丈夫さ、サイズが大きいなどの利点もあり、アミメニシキヘビ(ダイヤモンドパイソン)と共に、ヘビ革の主力として、幅広く各種製品に使用されています。 沖縄の蛇皮線は、この皮が使用されています。
生息地として、インド、ミャンマー、タイ、ボルネオ島、ジャワ島、スンバワ島、セレベス島、中国南部等の熱帯地方があげられます。

コブラコブラ革

コブラ
商業名:Naja kaouthia
学名:Monocled Cobra

片眼鏡を掛けたような斑紋のある猛毒性コブラ。
動物愛護法による「特定(危険)動物」に指定されており、強い神経毒を持つため、咬傷被害は多い。威嚇時には、フードを広げるだけでなく、尾で地面を叩き、噴気音を出したりもする。その皮の鱗はなんともワイルド。片眼鏡の斑紋から下のボディは白、グレー、ブラックカラーなど様々。最近では捕獲が減ってきているため希少な革となっている。
コブラの一ファンであるマッドモンキーでは長い間、コブラレザーを扱ってきましたが、これからも仕入れができる限り商品化していきます。

リングマークトカゲリングマークトカゲ革

リングマークトカゲ
商業名:Water Monitor
学名:Varanus salvator

クロコダイルと並ぶエキゾチックレザーの代表各リザード(トカゲ革) 小恐竜(The Little Dinosaurs)とも言われるトカゲは、爬虫類皮革の中でもポピュラーな素材として人気があり、独特の鱗模様は幅広く製品化されている。 世界中に、数多くの種のトカゲが生息しており、その数は16科383属3751種にのぼるが、 取引可能な種類のその中で群を抜いて人気なのがリングマークトカゲなのだ。

リングマークトカゲとは
トカゲの革の最高級品で、背部は丸い粒状の鱗で、背中に”輪”状、及び点状の斑紋が並んでいるところからリングマークトカゲと呼ばれています。
マッドモンキーでも取り扱ってきました、その革の彫り深い細胞の一つ一つはクロコダイルレザーに匹敵する美しさを持ちます。

スティングレイスティングレイ革

スティングレイ
商業名:Stingray
学名:Dasyatis brevicaudata

スティングレイ:ガルーシャとは毒針を持つ種類の『アカエイ』というエイを加工した革です。アジアの国々ではエイ革のことを「天眼」「神の目」と崇められてきました。
エイ革(スティングレイ)の主な生産地は、タイ、インドネシアなど東南アジアの国々です。

エイ革は、古来よりその美しさから「泳ぐ宝石」と呼ばれて高級な皮革素材として珍重されています。リン酸カルシウムから成る小さい粒状の楯鱗に被われています。
非常に硬くて光沢感があり、まるで、ガラスビーズを一面に敷き詰めたような細かい突起が特徴的な革です。
また、革を研磨して表面をつるつるにするポリッシュ加工した素材もあります。
革が硬く加工が難しいため高価な革として取引されています。エイ革はその硬さから、牛革の10倍の強度があるといわれています。
背中部分に白くなっている部分がありますが、これはエイが光を感知する器官で、『スティングレイハート』『スターマーク』と呼ばれています。
一匹に一つしかない貴重で真珠のような美しさからこれをセンター取りした商品が流通しています。
マッドモンキーではブラック、ブラウン、ホワイト、ターコイズ、ピンク、パープルなどのカラーバリエーションを揃えております。

栃木サドルレザー

栃木レザーロゴ

今や世界のレザー業界にも名を轟かせ始めた栃木レザー。

創業1937年、幾度かの危機を乗り越えて日本の皮革製造メーカートップブランドの地位を確立した栃木レザー。職人の目と手触りの感覚が紡ぎ出す革の品質の高さと、変えないものは決して変えないという信念がその真骨頂です。

栃木レザーはベジタブルタンニン鞣しにこだわり、レザーの中心地イタリアでもわずか数社しかできない“ピット製法(タンニン溶解液が入った槽につけ込み鞣しあげる製法)”で生産されています。
原皮から20以上の行程と1ヶ月という長い時間をかけて鞣されたフルベジタブルタンニングレザーはイタリア・イギリス・フランスにも負けない最高レベルのレザーといわれています。そんな世界に誇るジャパンメイドの“栃木レザー”をいよいよマッドモンキーで導入開始です。

栃木レザー工場