
今や人気の高い、栃木レザーですが、
栃木レザーとは、レザー製品を作っているのではなく、
皮をなめして革をつくるタンナーです。要するに革をつくるメーカーです。
それではどうして、ここまで人気を集め、有名になったのか?
世界でもすばらしい革であると認められるに至ったのか?
ここでは、日本が生んだメイドインジャパンの最高の革 ”栃木レザー”の凄さや魅力、人気の秘密に迫ります!
栃木レザーとは?

日本の栃木県の革メーカーである、栃木レザー社が作った革です。
有害な物質を一切使わずに天然素材のみで、原皮から20以上の行程と1ヶ月という長い時間をかけてつくられていきます。
海外の一流アパレルメーカーからオーダーが来るほど、世界中から評価の高い革なのです。
栃木レザーはヌメ革?何革でしょう?

栃木レザーは牛革です。アメリカ産の牛革の原皮を使用しているようです。
よくヌメ革と呼ばれますが、栃木レザーはヌメ革になります。
「ヌメ革」とは、植物に含まれる成分のタンニンを使ってつくられた革のことで、自然由来で革本来の風合いを出した革です。
栃木レザーは革本来のアジを楽しめる

栃木レザーは、「植物タンニンなめし」という製法でつくられます。
これは、植物のタンニン(渋み)と動物性脂肪の溶け合った液と革を投入し、じっくりとなめす事により革にそのエキスをたっぷりと含ませていく製法です。
この製法はじっくりとなめしていくので相当な時間がかかり、仕上がりに1~3か月の期間を要するといいます。
この「植物なめし製法」は、皮に薬品を使用しないので、皮自体を痛めずに自然な風合いを残すことができます。
まさに革本来のアジを楽しめる、最高のなめし製法なのです。
栃木レザーは育てる楽しさがある(エイジング)

エイジングとは経年変化ともよく言いますが、英語でAgingと書き、「加齢」と訳されます。
つまり年をとる、革で言えば“時間の経過と共に変化していく”という事です。
そのエイジングを促す“なめし製法”とは、古来から伝わる原始的製法の「植物タンニンなめし」製法によるものなのです。
この化学薬品を使わない、自然の製法の栃木レザーこそ最高に美しいエイジングに導てくれます。
栃木レザーはまさに、オーナーにとって育てる楽しみがあるんですね。
栃木レザーは革のバリエーションも豊富

栃木レザーは革の種類やカラーバリエーションも豊富です。
人気の一番エイジングを堪能できるナチュラルカラーやシックなネイビー、パープル系のカラー。
種類では、吟面(革表面)がタイトで密な艶感があり、硬さがあり非常に丈夫なサドルレザー。
染色後にオイルを染み込ませたオイルレザーのバケッタレザーやプルアップレザー。
オイルの浸透により、使い込むほどに艶が増していくクラシコレザーなど、他にもいろいろ種類があります。
栃木レザーは環境に良い、地球にやさしく、人にも優しい(SDG)

先ほど述べたように、栃木レザーは天然由来の素材でつくられるため、
環境によく、地球やさしいのです。
「環境にいいもの」、「エコなもの」というだけで何かホッとしますね。
薬品を使用しないため体にもやさしく、安心して使えそうです。
栃木レザーはまさに、環境や体にもうう、SDGsの製品なのです。
栃木レザーは日本人好みでシンプルでカッコイイ

そして、栃木レザーは革本来の“アジ”を楽しむ素材なので、財布などもシンプルがカッコいいですね。
日本人はシンプル好きなので、まさに栃木レザーはそこに当てはまり、人気が上がったとも言えるでしょう。
ただしいい物はいい物なのですね。
良い素材なので作りても、妥協無くしっかり作っていかねばなりませんね。
まとめ
ここでは、栃木レザーの凄さや魅力、人気の秘密に迫りました。
これから栃木レザー製品をご購入する際にあたって参考にしてみてください。