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栃木レザー財布は何年くらい持つの?壊れやすい?長持ちする使い方とはどんな使い方

今や知らない人はいないくらい、有名なレザーグッズになった栃木レザー財布。
やはりどれくらい長持ちするのか気になりますね。

結論を言いますと、様々な環境により、どのくらい長持ちするかは変わってきますので、一概には言えません。

ですが、そこそこの厚みのある栃木レザーでつくられた財布であれば、5年から8年は持つでしょう。

また、使い方によってもどれだけ長持ちするか変わってきますので、ここではその長持ちする使い方などもお伝えしていきます。

栃木レザー財布は何年くらい持つのか?

それは財布の革の厚みや、構造、または扱い方によって変わってきますが、そこそこの厚みのある栃木レザーでつくられた財布であれば、5年から8年は持つでしょう。

また、メンテナンスをしっかりやってバッグに入れて使うやり方ですと、10年持つこともあるでしょう。

財布の長持ちは使い方によって変わる

特に男性などではズボンのポケットに入れて使う人もいますが、これは消耗が激しいため長持ちしません。
当店のお客さんでズボンのポケットに入れて使う男性の方は、3年程で相当革が摩耗していました。
でも、バイカーの方のようにズボンに入れてバイクにまたがる場合はしょうがないですね。

常時ズボンに入れている場合、座ったりした時もその状態ですと、革がつぶれてしまい消耗が増します。
できれば座るときは、革がかわいそうなので取ってあげて欲しいですね。

反対にバッグに入れて使用している場合は長持ちします。
これは使う時だけ手に持つだけなので、接触していない分、相当長持ちします。
長持ち度合いも、2倍以上変わってくるかもしれません。

財布の長持ちはレザーの厚みや構造でも変わる

やはり薄いレザーで生産された財布など、革の厚み0.8ミリから1ミリの革財布はせいぜい持って5年でしょう。
薄いと毎日使う財布などでは部分的に摩耗が激しい所では、すり減って破れたり糸が切れてきます。

逆に革の厚みが1.2ミリ以上ですと、そこそこ革が厚いので相当持つでしょう。

倍以上の期間長持ちするかもしれません。

後は財布の中身の構造ですが、いわゆるフルレザー仕様の方が長持ちするでしょう。

財布を薄くするために、インナー張りに使用する布やナイロンなどの生地はフルレザーの物よりは
長持ちしません。

革の厚みと財布の構造は、財布が長持ちする要素としては重要になってきます。

財布の長持ちは革の加工方法によって変わってくるのか?

元々革財布なので、ナイロンやPVCなどの素材よりは圧倒的に丈夫です。

しかし、同じ革でも丈夫さが変わってくることは意外と知られておりません。

一般的には革の加工方法によって革の長持ち感が変わってくるとも言われています。
クロムなめし加工(化学薬品を使ったなめし製法)の方が、
タンニンなめし加工(植物由来の天然なめし加工)より革の強度があるとされています。

これは、タンニンなめし加工の方がクロムなめし加工より、薬品を使っていない分、革繊維の密度が粗く、分解しやすいという事らしいです。

栃木レザーは植物由来のタンニンなめし加工ですので、クロムなめし革より強度が劣るということになりますが、
実際様々な財布を扱い、革財布を専門に販売してきた私たちの経験から言えるのは、いずれも強度は変わらない、ということです。

栃木レザーの革でつくられた財布だからといって弱いとか、特別に強いからといって長持ちするかというとそんなこともありません。

むしろ使い方、革の構造、革の厚みにより、強度は比例して関係してくるということです。

いずれの革にしても、革は丈夫だということです。

革のメンテナンスも大切な長持ち要素

最後に財布を長持ちさせるコツはメンテナンスです。
汚れを落として、乾燥させて、レザーオイルを塗ってください。
月に一回程度行いますと、革も生き物なのでよみがえります。

この月一回のメンテナンスが、栃木レザー財布を長持ちさせます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ここでは、「栃木レザー財布は何年くらい持つ?
財布は壊れやすい?長持ちする使い方とは?」をお伝えしました。

ぜひ、いろな革素材の製品を扱ってみてください。
あなたが一番気いる革にきっと出会えるでしょう。