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今では知らない人はいない栃木レザー、本当の品質や評判(口コミ)はどうなのか?

今ではいろんな革財布や革バッグとして製品化されている栃木レザー。

知らない人はいないほど有名になってしまいましたね。

なぜここまで有名になったのか、実際の栃木レザー製品の品質はどうなのか?
評判はどうなのか?その理由を探っていきます。

栃木レザーの評判や品質は実際どうなの?

栃木レザーとは、栃木県のタンナー(なめし革業者)である栃木レザー株式会社が製造している革を指します。

一般的に“革”の製造方法は短時間で作られる化学薬品を使ったクロムなめしという製法で多く作られますが、

この栃木レザーは、樹木のエキスなど使った植物なめしという原始的な方法で、手間暇をかけて1ヶ月という長い時間をかけて作られます。

そうすることで、丈夫で長持ちし、使い込むほどに革本来の味わいが出てくるエイジング(経年変化)を楽しめます。

また環境にもやさしく、そのまま捨てても、やがて土に帰るとまで言われています。

このような大量生産化できない拘りを持った栃木レザーのレザー製法が人気を博している理由でしょう。

だからこそ、実際にこの栃木レザーの製品を手にしたオーナーから高い評価を得ているのです。

また、日本人は「環境を考えた心体にいい」「伝統的な技法」「時間を惜しみなく使った」などのストーリー性のあるモノづくりが大好きですね。

さまざまな栃木レザーの種類

ひと口に栃木レザーといっても、いろいろなレザーの加工種類があります。

革表面を磨いてキラキラと表面が輝く、硬めの革であるサドルレザー、オイルをたくさんしみ込ませたソフト仕上げのプルアップレザーやバケッタレザー、オイルの入っていないヌメ革など、様々あります。

これらが1ヶ月という長い時間をかけて作られていきます。

当然のことながら、これだけ拘った革の販売価格は決して安くはありません。

国内最高峰のレザーブランド、栃木レザー

今や国内だけにとどまらず、世界のレザー業界にも名を轟かせ始めた栃木レザー。

創業1937年、幾度かの倒産危機を乗り越えて日本の皮革製造メーカートップブランドの地位を確立した栃木レザー。

職人の目と手触りの感覚が紡ぎ出す革の品質の高さと、変えないものは決して変えないという信念がその真骨頂です。

栃木レザーはベジタブルタンニンなめしにこだわり、レザーの中心地イタリアでもわずか数社しかできない“ピット製法(タンニン溶解液が入った槽につけ込み鞣しあげる製法)”で生産されています。

原皮から20以上の行程と1ヶ月という長い時間をかけて鞣されたフルベジタブルタンニングレザーはイタリア・イギリス・フランスにも負けない最高レベルのレザーといわれています。

天然素材のみで作られた栃木レザー

フルベジタブルタンニング レザーとは文字の通り植物性の天然成分でつくられた植物性タンニン鞣(なめし)の革です。

有害な物質を一切使わずに天然のチェスナット(栗)、オーク(ナラ)、ミモザ(アカシア)などの樹皮から抽出された樹液のタンニン(渋)の槽に1枚1枚を漬け込む期間は、実に20日間。

長い時間をかけて鞣されたあとに、染色によって色がつけられます。

エイジング(経年変化)が最高なレザー

植物なめしの栃木レザーは使い込むほどに、みるみるうちに色が変化していきます。

タンカラーの肌色からキャメル色へ、そしてブラウン色へ、さらに使い込めば茶褐色へ変化していきます。

その変化をエイジング(経年変化)と呼びますが、その変化の速度が速いのが栃木レザーの特徴でもあります。

革を育てる楽しみが実感できるのです。
このエイジングが人気の秘密でもあります。

製品化の中でも一番人気は財布

栃木レザーの革製品は、財布、バッグ、スマホケース、小物類など様々なものが製品化されています。

中でも財布の種類は多く、楽天で1万点、ヤフーショッピングで5千点も販売されているほどです。

どれを選ぼうかと迷うほど同じような種類の財布が販売されています。

当店も栃木レザーの財布を販売していますが、他とは違ったスタイルを製作しています。

本物の証明「赤いタグ」は信用できない

これだけたくさんの栃木レザー製品が販売されていますが、偽者も販売されているようです。
栃木レザーのメーカー自体が警告を出しているくらいです。

栃木レザー証明の「赤いタグ」がありますが、あれが付いているからといって本物かどうか定かではありません。

それは、タグ自体も真似ができるからです。

実は当社でも栃木レザーを仕入れる問屋さんに、「赤いタグ」は付けてくれるか相談したところ、
「今、赤いタグの付属や販売は行っておりません」と断られました。

「最近、栃木レザーの赤いタグだけ買って、他の安いレザーに付けて販売している悪徳業者がいるようでお売りできなくなっています。」ということでした。

逆を言えばそれだけ人気があり、売れるということでしょう。

ですが「赤いタグ」が信用できないとなると、偽者を見極めるのはなかなか難しいようですね。

栃木レザー製品の偽者を見極めるには?

はっきりいって素人目には見た目ではわかりません。
いや、私たち革を扱う者でも見た目では判断がつきません。

ですが、ある程度なら違いを判断できる、ポイントがありますのでお教えします。

クロームなめしの革と植物なめしの栃木レザーの革とでは匂いがまったく違います。

植物なめしの革は、タンニン成分が入っているため、柑橘系の香りがします。

これは、イタリアンレザーの植物なめしの革と同様の香りです。

栃木レザーもその独特の柑橘系の香りがします、これを覚えておくといいでしょう。

ここは、見分けるポイントになります。

ただし、一度本物の栃木レザー製品を手にしないと比較できませんので、信頼置けるブランドの栃木レザー製品を入手するか、店頭で実際に匂いをかいでみて確かめるのもいいかもしれませんね。

しかし、これで100パーセント見極められるかといえば、そうではありません。

それは、他のブランドレザー屋さんでも植物なめしの革を製造しているところがあるからです。

もうひとつのポイントとしては、他と比べて極端に安く販売しているモノは疑う。

栃木レザーは、手間暇かかっているだけ高価な革です。
したがって、そんなに安くは販売できませんので比較してみて、あまりにも格安なものは注意が必要です。

後は信頼置けるショップで購入することがポイントになってくるでしょう。

まとめ

ここでは、人気の栃木レザーの品質や評判についてお伝えしました。

ここ最近で急激に人気を上げた栃木レザー、さてこれからどうなるのでしょうか?

「一家に一台」ではないですが、「一人一個は持っている栃木レザー!」
みたいな時代がやってくるかもしれませんね!

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