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リザード(トカゲ)革をおススメする理由と圧倒的な魅力に迫る!

エキゾチックレザーといえば、クロコダイルやヘビ革を連想しますが、このリザード革も希少な革素材のエキゾチックレザーになります。

まだまだ日本では知られていないトカゲ革ですが、某有名ブランドなどでは財布1個が数十万円もする価格で販売される高級革になります。

ここではエキゾチックレザー専門店の私達が、そのリザード革をおススメする理由や、
リザード革の魅力に迫ってまいります。

リザード(トカゲ)革をおススメする理由

リザードは希少な革である

リザード(トカゲ)革をおススメする理由として、まずはこの革がエキゾチックレザーの中でも希少な革であるという事です。

クロコダイルやパイソンレザーに比べるとまだまだ知名度も低く、世間にも広まっていません。

クロコダイルレザーなんか誰でも知っている革ですが、リザード革と言っても、

「え!それ何の革」という方も結構いらっしゃいます。

それだけ珍しい革なので、持っているだけで人気者になるでしょう。

クロコダイル同等の美しい革

これは一番重要なところなのですが、革自体が美しく魅力的だという事。

実はリザード革は皮革の王様、クロコダイルレザーと匹敵するくらい、きめが細かく美しい革なのです。

ウロコの彫りも深く、厚みのある大型のリザード革になると、クロコダイルレザーよりも美しいかもしれません。

意外と手ごろで安価な革素材

希少で高級な革素材であるにもかかわらず、意外と安価な値段で取引されているという事。

そのため製品化されても蛇革製品など同等の価格帯でよく販売されています。

野生の個体がほとんどなので、安定供給が難しいため、まだ高価で流通していてもおかしくはないのですが、私達も安く手に入るというのはうれしいことですね!

でも、逆に生息数が少なくなり禁止になった場合には値段が跳ね上がってくるでしょう。

リザード(トカゲ)革とは

クロコダイルと並ぶエキゾチックレザーの代表各リザード(トカゲ革) 小恐竜(The
Little Dinosaurs)とも言われるトカゲは、爬虫類皮革の中でも素材として人気があり、世界中では幅広く製品化されています。

世界中には、亜熱帯を中心に数多くの種類のトカゲが生息しており、その数は4000種にのぼります。
なんと4000種類もあるトカゲの中から、たったの3種類だけのトカゲ革が取引されています。

ワシントン条約による動物保護のため規制がされているものも数多くあり、また革として商業利用するには、大きめのトカゲが必要になってくるため、使えるトカゲの種類も限られてくるのだろうと思います。

僕としては幻になりつつある、コモドオオトカゲ(コモドドラゴン)の革なんか、使ってみたいんですが、規制があるためそれは無理なんですねー。

取引可能な種類の中で群を抜いて有名なのがミズオオトカゲ(リングマークトカゲ)になりますが、実はこのリングマークトカゲはオオトカゲで体が大きく、コモドオオトカゲと形や革の感じが似ていたりするんです。

リザード(トカゲ)革の種類

トカゲの中で取引が主にされるのが、先程のミズオオトカゲ(リングマークトカゲ)、テグー、ナイルオオトカゲと3種類になります。

中でもよく使われる、一番最高級のミズオオトカゲ(リングマークトカゲ)が有名です。

当店マッドモンキーでもこの革を取り扱っています。

3種類の中でも革の美しさは一番なので他の種類は置いといて、このリングマークトカゲを知っていれば十分でしょう。

ミズオオトカゲ(リングマークトカゲ)革の特徴

リングマークトカゲとは トカゲの革の最高級品で、背部は丸い粒状の鱗(ウロコ)で、
「輪状」の斑紋が並んでいるところから“リングマークトカゲ”と呼ばれています。

このレザーは、クロコダイルレザーのウロコよりも小さく細かく、また一つ一つの彫も深いため、クロコダイルレザーに匹敵する美しさを持っています。

好きなエキゾチックレザーファンからは「クロコダイルよりも、リザードが好きだ。」
などの声もしばしば聞こえてくるくらいです。

リザード(トカゲ)革の耐久性

もともとエキゾチックレザー自体に耐久性がありますが、ヘビ革と同じくらいと言っていいでしょう。

軽く10年は使えるでしょう、またお手入れ次第ではもっともっと長く使えると思います。

>>7種類のエキゾチックレザーの中で一番丈夫な革はどれだ?全てを比較ランキング!

リザード(トカゲ)革のデメリット

特にデメリットはありませんが一つ注意は必要です。

これは革全般に言えることですが、使用する上で水に濡れないようにすることが必要です。

特に初めのうちは革表面のコート剤などの影響で、水にも弾きますが、使い込んでいくと、だんだん表面が削れて柔らかく馴染んでいきます。(これを経年変化といいます)

そうすると、水が浸透しやすくなりますので注意が必要になってきます。

その前に防水スプレーや、エキゾチックレザー専用のクリームなどでメンテナンスを行ってください。

リザード(トカゲ)革のエイジング

エイジングとは長年の使用で革が変化していくことを指しますが、リザード革のエイジングはとてもいい感じにエイジングしていきます。

ワニ革同様に使い込んでいくと革表面が艶々になっていきます。
そして生き物である革の渋さをかもしだしていくんです。

これは革押しやフェイクでは絶対に表現できないエキゾチックレザーならではのカッコよさ、渋さと言えるでしょう。

リザード(トカゲ)革型押しやフェイクレザーも多いので気をつけるべし

型押しフェイクのリザード革

ワニ革もそうですが、リザードレザーも型押しレザーやフェイクレザーが多く製品化されています。
パッと見た感じでは区別がつかないほど精巧に出来た型押しもあります。

写真をご覧いただくと分かるように意外と本物みたいに見えますね。
ですが、これは全て型押し、フェイクなのです。本物のリザード革ではありません。

本物のリザード革

本物のリザード革と見比べる方法は、

まず型押しの方はあまりウロコ1個1個がくっきりとしていません。
そして、ウロコの「彫り」があまり深くないのが特徴としてあります。

型押しはプレス機で、圧力を加えながら作るためウロコ一つ一つが“プックリ”とふくらんでいて丸みを帯びているのが特徴です。

見比べてもらえばわかりますが、本物のリザード革はふくらんでいません。
どちらかというと引き締まっていて、長方形のウロコ部分などは角ばっています。

この辺りを参考にしてリザード(トカゲ)革の本物か型押しかを見極められます。

後はいかに本物のレザー製品を使っていく中で、本物と偽物との違いがよく分かってくることが多いでしょう。

最後には信頼のおけるショップで購入すると間違いないですね。

まとめ

ここではリザード(トカゲ)革をおススメする理由と圧倒的な魅力に迫りました。

いかに魅力的なエキゾチックレザーであるか、お分かり頂けたでしょう。

まずは一度手にとって、その魅力を実感してみてください。

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