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クロコダイルとは異なるカイマン(バビラス)レザーの魅力に迫る!

2020.8.5

今やクロコダイルと同じくらい人気のあるカイマンレザー。

最近では「クロコダイルではなく、ワニ革のカイマン財布が欲しいんですけど、ありますでしょうか?またどのような革でしょうか?」

などと、よくご質問を受けます。

ここではアリゲーターレザーでもある、カイマン(バビラス:石ワニ)レザーの魅力に迫ります。

クロコダイルについては、下記記事を参考にしてみてください。

>> 【関連記事】クロコダイルレザーの種類や部位を見分ける3つのポイントを解説

カイマンはクロコダイルではない!

カイマンもクロコダイルも同じワニです。
ですが、カイマンはクロコダイルではありません。

学術的にはカイマンとクロコダイルは別々で分類されています。
ワニのひとくくりの中に、カイマンとクロコダイルとアリゲーターが入っています。

ワニの固体自体を見ていくと、学術的にワニは3科に分別されます。
ワニ目のアリゲーター科、クロコダイル科、ガビアル科の3つです。

カイマンはこの中のアリゲーター科に属します。
アリゲーター科→カイマン亜科という分類になりますが、このカイマン亜科の中にクロカイマン、メガネカイマン、パラグアイカイマン、ブラジルカイマンなどの様々なカイマン固体が存在しています。

そのほとんどが中南米に生息しています。

要するにカイマンとは、ワニの中のアリゲーターになります。

カイマンレザーとはこれを指すワニ革のことをいいます、よってカイマンワニとよく呼ばれています。

詳しいクロコダイル、アリゲーター、カイマンの違いについては下記のウェブマガジンの方に記載しています。

>> 【関連記事】カイマンとクロコダイルとアリゲーターの違いを大解説!

カイマンレザーの特徴

全長はクロカイマンになると大きいもので5メートルにも達するらしですが、おおよそは全長が最大3メートルで平均1.5〜2メートルくらいのワニの中でも小さめの固体です。

背面(ホーンバック)と腹面(バックカット)がありますが、共に革の表面に細かい皺(しわ)が入っています。

また、背面(ホーンバック)の突起には月の表面のようなクレーター跡が付いており、とてもワイルドです。

中でもホーンバックの頭コブ頸鱗板(けいりんばん)“ 通称:クラウン ”は人気があって、バッグや財布などに使われています。

昔は、このカイマンは石ワニ(バビラス)と呼ばれるくらい硬くて使い物にならない革と言われていたそうですが、今では年ナメシ加工技術が進化して背面、腹面革共々に綺麗な革として加工されています。

最近ではクロコダイルと比較してもあまり変わらないほど、革の価格も高騰しています。

今では様々な物に商品化されるようになって人気な革として定着したようです。

人気のカイマンワニ革、ホーンバックレザー

ワニ革には「腹(ハラ)ワニ」と「背(セ)ワニ」 がありますが、カイマンレザーでは、この 「背(セ)ワニ」が非常に人気があります。

このワニ革の背中側は突起がゴツゴツ突き出ているため、“ホーンバック”(背面突起)と呼ばれます。

画像のようにとても厳つくワイルドです。

カイマン頭部のコブ「クラウン」

ワニ革には人気の背面部位「 ホーンバック 」がありますが、クロコダイルの「 ホーンバック 」、カイマンの「 ホーンバック 」といずれも人気があります。

また、この「 ホーンバック 」の中でも一番人気がある部位があります。

それがホーンバックの頭コブ、 通称 「クラウン」 です。

この 「クラウン」 は、もちろんワニ革の中で一つしかないため大変に貴重な素材となってきます。

クロコダイルにおいては、“これは完璧だ”と言えるくらい綺麗な「クラウン」を探すのはなかなか大変です。

そして突起がワイルドであるため非常に人気があります。

カイマンの商品は圧倒的にこの「クラウン」を使った商品が多いようです。

カイマンの「クラウン」はクロコダイルの物より一定して綺麗な形をしているというのが、商品化される理由でしょう。

カイマンとクロコダイルの人気の部位「クラウン」を比較

それでは、人気の部位 「クラウン」 を比較して見ましょう。

クラウンの突起は、
クロコダイルだと真ん中に4個の大きな突起があり、両側に2個付いています。

カイマンだと4列で4個、4個、2個、2個で並んでいます。

カイマンの方が整然と並んでいてバランスが綺麗ですね。

これが、大きいクロコダイルサイズのクラウンですと突起も大きく、迫力もありかっこいいのですが、画像のように小さいサイズのクロコダイルのクラウンは貧弱で迫力もなく、綺麗ではありません

したがって、小さめのサイズのカイマンとクロコダイルを比較したときには、「クラウン」はカイマンの方がバランスも良く、圧倒的に綺麗でカッコいいんです。

これは、長年ワニ革の仕入れに携わってきた当社としての感想です。

結論として長財布が一個できるくらいの小型のワニ革の場合は、カイマンレザーを使った製品をおすすめします。

>>MUDMONKEYのカイマンレザー商品一覧はページはこちら

様々なカラーバリエーション

カイマンレザーも最近では、様々なカラーバリエーションがあります。
ブラック、ブラウン、ビンテージホワイトは以前からありましたがブルー、ワイン、グリーン、カーキなどもラインナップされてきました。

カイマンとクロコダイルの革の違い

一言でいうならば「クロコダイルは上品でカイマンはワイルド。」になるでしょう。

クロコダイルレザーは腹面などの高級と言われる部位もあり、上品なイメージがありますが、カイマンレザーは突起やクレーター跡などもあり、男くさいイメージなどからワイルド感があふれています。

・丈夫なのはどっち?・・・どちらも丈夫な革ですので長年の使用にも耐えれるでしょう。

・革の価格はどっちが安いの?・・・昔は圧倒的にクロコダイルレザーの方が高額でした。

現在では、クロコダイルの価格が下がってきていることを考慮すれば、同サイズのカイマンとクロコダイルレザーの単価はそれほど差がなくなってきています。

カイマンとクロコダイルの商品の値段を比較

一般的には、クロコダイルの商品の方がカイマンを使ったものより値段は高いでしょう。

クロコダイルの最高級革の腹側(S、Aランク:一番グレードの高い革))革を使った商品は価格が一番高く販売されています。これは当然のことですね。

ですが、現在カイマンレザーもS、Aランクの革は相当値段が高くなってきています。 (おそらく人気が上がってきている事も理由の一つでしょう。)

そんな中、全体的にクロコダイルレザーの市場価格が下がってきているのも現状です。

いずれにしても、カイマンとクロコダイルレザーの革の価格差があまり変わらなくなっていることを考えると、これから商品の値段も変わってくるかもしれません。

補足:ワニ革のランク付け

革には何でもランク付けがされますが、ワニ革もランク付けがあります。

キズ、汚れ、クスミはもちろん、革のウロコのバランスや綺麗さも見ていきます。

S、Aランクとは一級品、Bランクは二級品、Cランクは三級品と大体分かれます。

S、AランクとBランクの革とでは相当値段が変わってきますので、それぞれで出来た製品の値段でも差が出てくると考えられます。

当社ではS、Aランクの革のみを仕入れてS、Aランクの革にて商品を製作しています。

まとめ

今回は、クロコダイルとは異なるカイマン(バビラス)レザーの魅力に迫りました。

ぜひカイマンの商品をたくさん見て、魅力を実感してください。

MUDMONKEYではクロコダイルレザーやカイマンレザーを使った商品が多数あります。ぜひ、ご覧ください。

>>MUDMONKEYのカイマンレザー商品一覧はページはこちら