おじさんの生き方
40歳を越えたあたりから、食欲や物欲やいろんな欲が衰えてきたような気がします。
逆にぜんぜん衰えないという方もいらっしゃるでしょう。
50歳を超えても精力絶倫という方もいるでしょう。
まだ40歳、50歳ですと働き盛りで、子供も成長過程でいろいろ大変な時期です。
また、若い頃に子供を育てあげた方などは、自分の趣味にも没頭できそうですね。
今まで忙しくてやれなかったことなどに時間を使う余裕があるでしょう。
例えば、釣り、バイク、車、旅、読書、スポーツ。
などなどいろんなことがありますが、
スポーツはいいですね、年を取ってくると筋力が衰えてくるし、筋力が衰えると
老化が早いし、病気にもなりやすい。ジムに通って体を鍛えることなどは、とてもいいでしょう。
週2回程度でもいいので腕立て、腹筋やジョギングなどした方がいいらしいです。
私もやってます。
一人旅
そして、私がお勧めするのは旅。
旅は旅でも一人旅!
旅は世界でも、国内でもいいですができれば日本とは異なる外国に出たほうがいいでしょう。
旅っていってもなかな大変ですね。時間も作らないといけないし、計画を立てないといけません。
ただ、それを補ってあまりある経験を得ることができます。
まず、どこに行くか決めて、チケット予約→ホテル予約→そして旅先で、どこに行くかの
リサーチとスケジュール決めです。
そして、荷物の準備をしていく。
ここから、もうすでに旅がはじまっています。
ここは行きたいとか、ここは金額が高いから止めとこう、ここのレストランはおいしそう、
などなど計画が決まっていきます。
旅の醍醐味は“人との出会い”
わくわく、ドキドキなんですが、私もはじめてタイへ訪れた時なんかは、
片言の英語で、言葉もわからない、地図を片手によく行ったもんです。
周りから見たら、
“コイツ右も左もわからない旅行者でカモにされるな”って思われたことでしょう。
実際に悪どい警察官にタバコポイ捨てで罰金1,000バーツ取られちゃいましたけど。
こういったハプニングもありながら、旅を続けていくと楽しいんです。
言葉なんて、じゃべれなくても関係ないんです、意外とやれます。
旅は心身ともにリラックスさせてくれます。自分の人生を見つめ直したり、
これからの事を考えたりすることにはもってこいです。
仕事や人生で疲れているときこそ、旅に出よう!
また失恋した時など、女性が一人旅をするなど、よく聞きます。
旅をすると不思議とネガティブな気持ちが追い出されていく。
旅に出ると、言葉がうまく通じなかったり、トラブルに巻き込まれたり、
怖い目にあったりする事などがあります。
ただそれ以上に、いろんな人との出会い、感動や驚きに
今まで経験したことの無い、得もいわれぬ満足感を感じます。
私は旅で一番の醍醐味は“人との出会い”だと思ってます。
タクシーやサムロー(三輪自転車)やトゥクトゥク(三輪車)の運転手との会話、
ホテルのフロント、市場のおばちゃん、お店のお姉さん、飲み屋のバーテン、
などいろんな人と出会い、話し、仲良くなっていくことがとても楽しい。
たまにはだまされることもありますが、ほとんどの現地人は旅人には親切で
やさしく、受け入れてくれるんですね。
このブログ書いていたら私も旅に出たくなってきましたねー。
カルチャーショックが人を逞しくする
世界中にはいろんな人がいるし、日本と文化も違う。
日本の常識ではとても通用しない事がいろいろある。
それを受け入れないと生きていけないことがあるんですね。
いわゆる、カルチャーショックですね。
例えば、トイレ。
タイ都市部のトイレではティッシュがありますが、田舎では水が貯めてあるだけ。
どうするかというと手に水を付けてお尻を洗う。
とか、
ホテルでも一流ホテルは別でしょうが、
その辺のホテルでは隣との壁が薄いためうるさい。でも少々は我慢しないと
寝られない。
とか、
横断歩道でいくら待ってても車は止まってくれない、東南アジアでほとんど
車優先なので、日本のように歩行者のために車は止まりません。
他にもたくさんありますが、その国で適応しないと生きていけない事が多々あります。
それがいい経験となるのです。
日本ではまず経験できないことが経験できると本当に勉強になるんです。
そのカルチャーショックの経験が逞しくさせてくれるのでしょう。
そして、一回り大きくなった自分に気がつくでしょう。
言葉ではなかなかうまく表現できないのですが、私の経験では
(アジア圏内しか旅したことありませんが)
心の芯が太くなるというか、ちょっとしたことでくよくよしなくなるというか、
自分に自信がついてきた、ような感じがします。
全て自分で決めて自分で行動を起こす、そして起きた事の責任は自分で取らなければならない。
受動ではなく能動、まさに人生と同じですね。
だから成長するんです。
以前、HISの会長であり、ハウステンボスを1年で黒字化した澤田秀雄さんの本、
『運をつかむ技術』という本を読みましたが、澤田さんは凄く旅好きで、
何かアイデアや自分の考えに詰まったときは旅に出るらしい。
何年か前にまた私は会長ですが、世界に旅にでかける。といってました。
旅に出ると、またリフレッシュしていろんな発想が沸いてくるという内容が
書いてありましたが、私も同感しました。
すべては旅の途中のできごと。本当に疲れたら、本物の旅に出ればいい
実はあまりこのような自己啓発の本とかは苦手で、読んでも半分くらいで
読まなくなる私なのですが、この本は2日で読破してしまいました。
それだけ私にとっては指針になることがいっぱい書いてあって、わかりやすく
中身のある本だと思いました。
おもしろかったのは、運、波動、気のお話。うさんくさい話ではなく、現実やビジネスに
即した経験の中からの解釈で、とても納得させられました。
その中でビジネスや人生で悩み、切羽詰った時に、いっぱいいっぱいになった時に自分はどうするか、
意を決して旅に出る、とおっしゃられていました。
旅は人生、人生こそ旅。
旅の偉大さはそれでこそ発揮される!
旅がすべてを癒してくれる。
などなど、大好きな旅の話もよく登場します。
“苦労も、楽しいことも、すべては旅の途中のできごと。そして、本当に疲れたら、
本物の旅に出ればいい。”
いい言葉です。
私も旅に出たい気分でいっぱいです!