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カービングウォレットの由来はどこにあるの?「カービング」って言葉はどこから来たの?

2021.4.29

カービングウォレットが好きな貴方は「カービングってどこから来たの?」と思ったことはありませんか?

ここでは、そのレザーカービングの由来や、
“カービング”という言葉の起源を探っていきます。

レザーカービングの歴史

実はレザーカービングの歴史は、アメリカにあります。1492年にクリストファー・コロンブスが新大陸:アメリカを発見した当時に由来するようです。

当時スペイン人が上陸するのですが、その時に馬を運んできます。その馬と同時に、革職人なども連れて来て、その職人たちが馬のサドルの革(尻敷物)に彫刻を施したのが始まりとなったそうです。

カービングの模様はアメリカ南西部のテキサス、ニューメキシコ、アリゾナの大地に育つ
植物をモチーフにしたそうです。

それをサドル、バッグ、ベルト、サイフなどにあしらい、次第に伝統的なレザーカービングへと発展していきました。

カービング(彫刻)とはそもそも何?

カービング (Carving) とは、彫刻のことですが、一般的には木工芸彫刻を指すことが多いですね。

今では革、金銀、石、石鹸、果物、などあらゆるものに彫刻を施すようになっています。
模様も草、木、花、動物、宗教物、神話ものなど様々なカービングデザインを見かけます。

カービングの発症国はどこ?

レザーカービングの文化の発祥は先程、アメリカ大陸から来たといいましたが、ではカービングそれ自体の起源はどこにあるのかと言いますと、それは東南アジアの「タイ王国」にあります。

発祥は13世紀、今から700年前にタイの最初の王朝、スコータイ王朝時代の儀式で、果物に装飾として彫刻を施したのが始まりといわれています。

もともと宮廷の子女たちが王様に捧げる食事を美しく飾りたてたことから始まったと言われ、そのおもてなしの心は現代にいたるまで受け継がれています。

それが今ではタイの伝統工芸となっており、いろんな分野に専門の彫刻師がいるほど盛んなのです。

まさに芸術カービング

その王様の食事を着飾るフルーツカービングなどは有名ですが、タイに住む私がそれ以上に凄いと感じたのは、木の彫刻です。

タイに来られた方はよくゾウさんの木彫りを見かけたと思いますが、市場などで売られている、木彫りの彫刻はすばらしいものがあります。

ただこれはほんの小さな一握りのカービング物でしかありません。もっと奥深く、職人が実際に作っている工房などへ足を運ぶと、まだまだ凄いものが続々出てきます。

模様は木や草花をはじめ動物、龍や不死鳥、仏陀など様々ですが、厚さ20センチ以上の板に3層、4層にもなる彫り込みをしているんですね。

「これどうやって作ったんだろうか?」と感心させられるくらいのものなんです。

はたまた10年かけて作った大判のものなどもあり、逆に20年経っても完成しない作品もあるといいます。

まさに芸術の域なのです。

私の住むチェンマイもこのカービングの里として有名ですが、その木彫りカービングの師匠に師事している日本人がいるほどです。

タイのカービング博物館

タイにはスペインのサグラダファミリアこと、木造の彫刻寺・サンクチュアリオブトゥルース(The Sanctuary of Truth)という宗教建築があります。

迫りくる迫力の仏像や繊細なデザインはまさに圧巻の一言です。

これを手掛けるオーナーの熱意が凄いのはわかるのですが、これを実際に作るタイの職人彫刻師たちがハンパないですね。

また、バンコク郊外にはムアンボラーンという世界最大の屋外博物館があります。

Muang Boran(ムアンボラーン)は別名 The Ancient City(ザ・アンシエントシティ)とも呼ばれ、超巨大な敷地内にタイ全土の名所を再現したレプリカが展示されている世界一の規模を誇る屋外ミュージアムなのです。

このムアンボラーンも僕は行きましたが、あまりの広さに一日中かかってしまいましたがその凄さに圧倒されました。

ここを見ればタイの芸術物が全て集約されているという感じがします。

ここにも木彫り、石彫り、建築のプロの職人軍団が集っています。タイに来られた時はぜひ見に行ってください。

レザーカービングなんてお手のもん

このようにありとあらゆるカービングが伝統工芸であるタイで、レザーカービングが誕生しました。

まだフルーツカービングや木彫りカービングに比べると歴史は浅いようですが、その技術は確かなものがあります。

なぜなら、あれだけの彫刻を手掛ける、彫刻師集団の芸術の国だからです。

マッドモンキーのカービングもこのタイ王国から生産しているのです。

今では日本で販売されているカービング革製品の半分以上はタイ生産品かもしれません。それくらい有名になってきていますね。

>>マッドモンキーのカービングはコチラから

まとめ

ここでは、「レザーカービングの由来」や、
「カービングという言葉の起源」を探りました。
カービングって奥が深いんですね。そして、そこにはハンドメイドならではの作り手の温かみがあるんです。

是非ともカービングの魅力にとりつかれてください。