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クロコダイルレザーの部位の特徴~肚(ハラ)ワニ編 4つのポイント、これだけ知っていれば見分けられる!

クロコダイルレザーの見分け方は分かるけど、革のウロコの形が四角や丸で、どこのクロコダイルレザーの部位なのか知りたい、と思ったことはありませんか?

ここではクロコダイルレザーの中でも最高級とされる、肚、腹(ハラ)ワニレザーのそれぞれの部位の特徴について解説していきます。

見分ける部位はたったの4つ

肚、腹(ハラ)ワニレザー部位は、顎部、肚部、脇肚部、尾部の4つの部位に分けられます。

1、顎(アゴ)部位 2、肚(ハラ)部位 3、脇肚(ワキバラ)部位 4、尾部位

それではこの4つの部位のそれぞれの特徴を見ていきましょう。

クロコダイル顎(アゴ)部位

このアゴ部位は、細かくは頭の下、アゴから首にかけてになります。
革の特徴はウロコの一つ一つが細かくて美しく、若干伸縮性があります。

小さめのクロコダイルだとあまり面積がないので大きなものは作れませんが、カードケースやコインケースなどの小物類を作るには適しています。
この部位も高級品として扱われています。

クロコダイル肚(ハラ)部位

ここがいわゆるクロコダイルレザーの最高級のメインレザーです。
肚(ハラ)ワニの中でも一番美しく、贅沢で、高価なラグジュアリー素材になります。
食事で言えばメインディッシュですね。

よくセンター取りと呼ばれる部分で、クロコダイルレザー中でこの部位が最高級品として扱われます。

このセンター取りを使った長財布などが最高級品として販売されています。

特徴は均一な四角いウロコ(腑)が並ぶ美しい部位の革です。専門用語で竹腑(たけふ)と呼ばれています。

クロコダイル脇肚(ワキバラ)部位

センターの脇にある脇肚に当たる丸いウロコ(腑)が並ぶ部位になります。

センターが最高級とされるため、横にズレるにつれて評価も落ちていきますが、それでも貴重な革であることは変わりませんし、人気もあります。

特徴は丸みがかったウロコが連続して並び、大小様々な丸模様が並んでいて生き物である証拠を感じさせてくれます。

丸いウロコ(腑)であるため丸腑(まるふ)とか玉腑(たまふ)と呼ばれます。

クロコダイル尾部位

最後にクロコダイルの尻尾に当たる尾部位。
ワイルド感のある独特な部位で、特徴は大きめの細長いウロコがシッポに向かって並んでいます。

肚(ハラ)の中では評価は低めの部位ですが、このワイルド感が好きなコアなファンも結構います。

面積も結構ありますので、財布や小物など何でも製作することができるでしょう。

クロコダイル脚部位

もう一つ使える部位がありますが、それはクロコダイルの脚部位です。
ここは4つの部位の中にはあえて入れていませんが、それは切れていたり、綺麗なものがない場合が多いため省いています。

もし扱えるのであれば、この脚部位は厚みあり、美しいものです。クロコダイルの脚はとても筋肉が発達しているので革自体も厚みがあり、一部盛り上がった部分があり魅力的です。

あまり使われることはありませんが、個人的にはワイルドで好きな部位です。以前はたくさんの商品を製作しました。

一番人気で希少な部位は?

これは言うまでもなく、最高級部位の竹腑(たけふ)のウロコを持つ、クロコダイル肚(ハラ)部位ですね。

でも、それぞれの部位に個性があって魅力を感じさせてくれます。いろんな部位の製品を手に入れたいと思ってしまいますね。

まとめ

ここではクロコダイルレザーの肚(ハラ)ワニを見分ける4つのポイント(部位)について解説しました。

これであなたもクロコダイルレザー、ツーになれます。
いろんなクロコダイル製品を見て試してみましょう!

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