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栃木レザーでつくるシンプルなレザークラフト!

おそらくレザー好きのみなさんは知ってるでしょう。
今では超有名になった栃木レザー。
栃木レザーとは?
栃木県のレザー屋さんです。栃木レザーという革を作るところ、 タンナーと呼びます。
このタンナーはなめしという作業を行いますが、このなめしのことを 英語でtanner(タンナー)と言うんですね。
栃木レザーとは皮革製造メーカーなんですね。

画像のように革の表面が艶やかで光り輝きピンクがかった色合いで何ともいえないような美しいレザーですね。そしていい香りがします。相当に高価なレザーなんですが、頷ける高級レザーなんですね~。

リンク元 style storeから出典


今ではクロムなめしという、化学薬品を使った製法が多い中、
栃木レザーはミモザという植物の樹液から抽出したタンニンなめし(鞣し)にこだわっています。
レザーの中心地イタリアでもわずか数社しかできない“ピット製法(タンニン溶解液が入った槽につけ込み鞣しあげる製法)”で生産されています。
そして、自然素材で作るので体にもいいし、環境にいい 。

原皮から20以上の行程と2ヶ月という長い時間をかけて鞣されたフルベジタブルタンニングレザーはイタリア・イギリス・フランスにも負けない最高レベルのレザーといわれています。

卸屋に届くまで3ヶ月くらいかかるらしいです。要するに量産ができない手間暇かかったハンドメイドですね。まさに作るというより育てるといった感じがします。価値があるのが良くわかります。

栃木レザーといえばナチュラルレザーの艶やかな銀面が磨かれたタイプ(画像のタイプ)が頭に浮かびます。
そして、シボがないサドルタイプが好き。
あんなに銀面がピンクがかって、キラキラ美しいナチュラルレザーは他にはありません。だから、別のカラーもありますが、ほとんどこのナチュラルかブラックのレザータイプしか仕入れません。
そしてシンプルにこれだけの栃木レザー財布がとてもいい。

栃木レザーは革本来のアジを味わえるので、あまり細工したくなく、そのまま使いたいくらいです。だから当社では厚みのある革そのままを使います。
薄いとどうしても使っていくうちに崩れてきてアジがなくなってくる。でも革が厚いと、“ ザ、革”ってな感じで、いい味わいが出てきてカッコいいんです!

 栃木レザー 二つ折り財布 


私達はもともとクロコダイルレザーやスネークレザーを使ったギラギラのエキゾチックレザーが主体のレザーブランドですが、シンプルな牛革の栃木レザーもいいですね~。いろんな物を作りたくなりますねー。

栃木レザー長財布や二つ折り財布を作ってきましたが、他にもいろいろ新しいものを作っていきますよ~!

栃木レザー長財布 バイカーズウォレット


栃木レザー最大の特徴は、硬さと柔らかさの相反する2つの要素を取り入れていること。柔らかすぎると脆くなってしまうし、固すぎると加工もしにくい。ちょうどいいんですね。そして、使いやすく、経年変化も楽しめるんです。

栃木レザーって、例えるならポテトチップスでいう塩味なんですね。
コンソメでもない、のり塩でもない飽きない味、塩味なんです。

いたってシンプル。
特に日本人はシンプルが大好き。あまり色が付いているのやゴテゴテしたものでなく、それそのままがいい。たまには浮気するがやっぱり、シンプルな物に行き着く。たどり着くべくしてたどり着いた、そんな感じ。

そして作り手も革本来のアジを知っている人でこよなく革を愛し、大好きで、使う人達も長年使用して愛する。経年変化を楽しむ。
栃木レザーの人気がそこにあるのだろう。

栃木レザー財布、再製作のため栃木レザーの切り出し


創業1937年 、何度も危機を乗り越えて伊達に80年も続いているメーカーではない。
“ 変えないものは決して変えないという信念がその真骨頂 ” 。

そんな職人達の熱い思いが、今や世界に誇る ジャパンメイドの“栃木レザー” に昇華した。

これからもお世話になります!