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タイで仕入れをはじめよう!

輸入ビジネスをはじめよう!第2弾 準備すべきもの特集


タイでの仕入れで準備すべきものや滞在先ホテルや仕入れ先への移動手段などをご紹介します。

第1弾にて、中国とタイの輸入ビジネスにおける仕入れ先の市場をご紹介しましたが、初めての方はまず、やり易い中国仕入れからスタートし、そして慣れてくるとタイで本格的にオリジナル商品などを製作依頼をするなどのステップアップを計っていこう。という提案をいたしました。

あえて難易度の高いタイ仕入れを選ぶべし

結論から言いますと複雑なタイでの仕入れの方が難易度が高いけど、将来性が見込めると思っています。

複雑とはどういう事かと言いますと、中国はこの市場には衣類関係、この市場には雑貨類といった感じで明確に分かれていますが、タイの場合は、この市場にも衣類があり、あの市場には衣類とアクセサリーがあり、またこの市場には全ての物があるといった感じで統一感が無く、把握しずらいのが実情です。

だから、様々な市場や取引先を把握し自分の好みの所にたどり着くまでに時間がかかります。

そして、タイの方が圧倒的にハンドメイド品が多く、それこそこの地域でしか作っていないもの、個人が作って販売するフリーマーケットのような市場もたくさんあります。

だからこそ拘りの物も多く、そこからオリジナル商品も手がけることができるのです。オリジナル商品こそ、物づくり、物売りの最終的な目標です、だからあえて難易度の高いタイからの仕入れをお勧めします。

仕入れは片言の英語で十分!

海外で仕入れとなると、どうしても言葉ができないから業者に頼るしかないと、考えがちですがそうではありません。

そこそこの英語、片言の英語で十分に伝わります。要は伝わればいいのです。

私もタイに初めて仕入れに来た時などは、もちろん言葉もしゃべれないので、片言の英語で話すしかありませんでした。それで十分だと思っています。自分がどういう物がほしいのか、どうしてほしいのかは、ジェスチャーでも相手に通じます。

要するに自分の思いは、どうにかやって相手に伝わります。そして彼らは外国人に慣れています。おそらくどこの市場の商人達も、「ありがとう!」「こんにちは!」を知っているでしょう。

だから、臆することなく、ほしいものを探すたびに出かけましょう!

それでは仕入れ旅への準備をすすめましょう。今回はタイに絞って、仕入れに関わる滞在ホテル、移動手段、換金、最低必要な仕入れ金額などをお伝えします。

仕入れのために持っていくべき必需品

さあ準備をしようとすると、いよいよかと思いながらワクワクしてきますね~。
まずはタイへ仕入れに行くのに持っていった方がよいと思う物をピックアップしました。

・帽子
・二つ折り財布・・・長財布は邪魔になるためおすすめしません。
・ウエストバッグ(ボディーバッグ)・・・ペットボトルが入る程度の少し大きめの方がいい、リュックでもいい。
・名刺・・・自作の名前と電話番号だけの名刺でもよい、英語表記の記載も。
・ほしい商品のリストとその写真のプリントアウト用紙など
・メモ帳とペン
・小さいタオル・・・暑く汗が出るので必要、ハンカチでは物足りない。
・携帯電話のパケット定額プランを申し込んでおく。
・ちょっとしたお土産・・・日本にしかないお菓子(グミ、チョコレート、飴)など、お土産にすると喜ばれる。

スマホは必需品、はじめて行く国ではグーグルマップは必須です。
携帯電話の海外で使えるパケットプランには申し込んでおく方がいいです。
申し込んでいなくても使えますが、帰ってきた時に膨大な料金が発生しているかもしれません。

国内の3大キャリアは、それぞれ海外専用のパケット定額プランを用意していますので、事前に申し込みしておくと安心です。

思った以上に商品を仕入れることなどが起きるため、できるだけ軽装で行くことをお勧めします。

また、暑い東南アジアの国で太陽の日照りは日本の非ではありません、しっかり暑さ対策をして出かけましょう!

タイでの仕入れで便利なホテルはスクンビット地区

まずタイ、バンコク中心部での滞在が主になりますが、日本人にとって便利な地域はスクンビットという地域。

バンコクをよく知る方は皆さんご存知ですが、ここは日本料理店や日本人向けのスーパーマーケット、本屋、マッサージ屋、パン屋、飲み屋などが集中している日本人街です。だからこの周辺のホテルに滞在すると、とても便利です。ですが、チャトチャック市場やウォンウェンヤイ市場など、ちょっと中心部から離れた市場へ集中的に仕入れに行かれる方は、その市場近郊がいいでしょう。

やはり目的の市場近郊のホテルの方が、すぐ荷物を持ち帰れるし、重い荷物がある場合なども近いほうが便利です。私も時々、市場近郊のホテルに滞在します。

タイは治安も良くて安心といわれますが、やはり日本ほどではありません。
ある程度のホテルならセーフティボックスが付いているので安心ですが、2,000円程度のホテルではほとんど付いていないと言っていいでしょう。

その場合、出かけるときは必ず、大事なお金、財布、パスポートは持ち出してください。

移動手段

移動手段は、タクシー、トゥクトゥク(3輪自動車)、バイクタクシー、BTS(スカイトレイン)、地下鉄、バスなどがありますが、それぞれに行く市場への行き易い方法や荷物の多さなどにより変わってくるでしょう。

一番のお勧めの行き方は、タイは渋滞がどこでも発生しているので、目的地への最寄の駅までBTSか地下鉄を使いましょう。

BTS(スカイトレイン)、地下鉄で直接いける市場・・・チャトチャック・ウィークエンド市場、プラティナム ファッションモール、バイヨークスカイ、パラディウム、ウォンウェンヤイ市場。

調べたところ、ほとんどの市場は電車で行けそうです。ですが、荷物が多いときやちょっと疲れたときなどプライベートの空間がほしいときはタクシーやトゥクトゥク(3輪自動車)に乗りたいものです。そんな時は戻るホテルまでの距離や料金などをチェックしながら乗ってもいいでしょう。

渋滞をすり抜けて行きたい場合はトゥクトゥク(3輪自動車)は最高の乗り物です、車の間をすり抜けてどんどん進んでくれます。

日本には無い乗り物で、タイの文化を楽しむ意味でもぜひお勧めします。ただ車の廃棄ガスが多いのでマスク着用を忘れずに!

一番レートの良いお金の両替

日本円のお金の両替で一番両替率がいいところは上の画像の スーパーリッチ という名前の両替店。
近所には同じスーパーリッチの名前でオレンジ色の看板の両替屋がありますので間違えないように、そこはレートも悪くは無いのですが、緑の看板のスーパーリッチに比べると割高です。

お金の計算方法

現在では基本的にはタイバーツ×3.5の計算でいいです。
水がだいたい10バーツ販売なので35円、ホテルが安宿で600バーツ位なので2,100円という感じです。

最低必要な仕入れ金額

仕入れ金額は個々の予算や仕入れる商品によって変わってきますので一概には言えませんが、ここでは初めての方が商品を仕入れてネットなどで通販ショップを立ち上げられる前提で、ジャンルごとにザックリとした最低仕入れ金額を掲示しました。

衣類(女性服、スポーツウェア、Tシャツ、帽子、ストール、民芸服、布地、他)・・・20万円
アクセサリー(シルバー、ブラス、ストーン、メッキ製品)・・・50万円
革製品(バッグ、財布、小物)・・・30万円
雑貨(アジアン雑貨)・・・20万円
家具(アンティーク家具)・・・70万円
食品(タイ料理の調味料や加工品)・・・20万円

安く見積もってこのあたりから仕入れができると思います。意外とやろうと思えば誰でもできる予算だと思います。

ちなみに私は当時20万円程で革製品の仕入れました。いきなり大きい予算を投ぜずとも少予算で経験を積んでいった方が無難でしょう。