革ワッシャーとは、いわゆる革で作ったワッシャーのことですが、財布のコンチョボタンやドロップハンドルを付けるときに非常に重要な役割を果たします。
もっと言えばこれがないと、「うまくかみ合わず付けられない。」とも言えるくらいです。
革ワッシャーは、財布にコンチョボタンを付ける場合に、財布本体とコンチョボタンが接触する部分に噛ませていきますが、
では、具体的にその革ワッシャーの使い方、作り方をお教えしましょう!
革ワッシャーとは?
もともとワッシャー(英: washer)とは、上画像の金属で作られたもので、英訳ではボルトの座金(ざがね)を意味します。
Weblio英和辞書では、
「ワッシャー及び座金(ざがね)とは、ボルトとナットを締め付ける際にナットの下に入れて、固着具と部材との間のなじみをよくしたり、ナットの回転を防止するために用いられる薄い金属板状の部品。」と記載されています。
ですが、これでは分かりずらいですね。
もともと、ワッシャーとは、ボルトの頭とその下の部品との間に挟み込む、ドーナツ形の板状の部品のことを指します。
この役割は、これをボルトと下の部品の間に挟むことによって強度を増し、しっかり締めることができます。要するに、緩み防止の部品になるのです。
これが革に変わったものを革ワッシャーと呼んでいますが、役割は同じでパーツをしっかり締めてくれます。
財布にコンチョボタンやドロップハンドルを付けるときに非常に重要な役割を果たしてくれます。
はっきり言って、この革ワッシャーが無いとガッチリ決まらないといっても過言ではありません。
そういった意味でも、マッドモンキーでも財布にカスタムする時は必ず使用します。
コンチョボタンやドロップハンドルには必需品と言えます。
革ワッシャーの使い方
コンチョボタンやドロップハンドルを財布に取り付けるときに使います。
財布本体に穴を開けて、コンチョボタンやドロップハンドルを差し込み、その間にこの革ワッシャーを挟みます。
革ワッシャーを挟み、裏からネジを閉めます。
革ワッシャーの作り方
革ワッシャーの作り方は、革のハギレを使って簡単にできます。
革の厚みはあまり薄いとネジを閉めたときに沈んでしまいますので多少厚みのものを使うといいでしょう。(2ミリ程でよいです)
革開けポンチ2種類とハンマーを準備してください。
大きいポンチ直径12ミリ幅を準備して、それでまず革を打ち抜きします。
その後、先程使った直径5ミリ幅のポンチで真ん中に穴を開けて完成です。
まとめ
バイカーズウォレットなどではよく使われるコンチョボタン、ドロップハンドル。
相棒のウォレットをいつまでもカッコよく、大事に使うために、ぜひこの使い方をお勧めします。
ここでは革ワッシャーの使い方、作り方をお教えしました。
コンチョなどを衣替えされる方は、ぜひ使ってみてください。
しっかりきまって紛失防止にもなります。